前提として、妊娠中は出来るだけリスクの少ない治療方法を選択し、母子ともに安全な環境下での治療を心がけます。絶対に安全な薬、リスクのない治療はないとお考えください。
しかし、治療せざるを得ないケースは当然ございます。あまりに強い痛みの場合は、出来るだけ安全度の高い治療を選択してお出しするお薬などもガイドラインに沿ったものを処方致します。
☞基本的には安定期(16週)以降の治療を推奨。
急を要する(強い痛みなど)場合は、医科歯科で連携を取り対応をいたします。親知らずの抜歯やインプラントなど、急を要さない治療はお控えください。
☻ 妊婦歯科健診 |
主に虫歯や歯周病の状況を調べます |
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☻ レントゲン撮影 |
基本的には可能です 気になる方は撮影せずにチェックします |
☻ 歯科麻酔出来れば 安定期以降推奨 |
2%リドカイン製剤(オーラ注®) |
☻ 投薬可能抗生剤出来れば 安定期以降推奨 |
セフェム系、ペニシリン系、 マクロライド系、クリンダマイシン |
☹ 投薬不可抗生剤 |
テトラサイクリン系、ニューキロン系 |
☻ 投薬可能鎮痛剤出来れば 安定期以降推奨 |
カロナール |
☹ 投薬不可鎮痛剤 |
ボルタレン、ロキソニン |